
『小さな会社のWeb担当者のためのコンテンツマーケティングの常識』を読んだので、そのご紹介です。
読みやすく、無駄のない、非常に為になる本でした。
表紙に「これから携わる人に一番優しい解説書」とある通り、既にある程度コンテンツマーケティングの知識を持っている人には物足りないかもしれません。
しかし、コンテンツマーケティングで心がけるべきポイントがわかりやすく書かれているので、上級者も復習として読んだら、タメになると思います。
コンテンツマーケティングに少しでも興味があれば、楽しく読めるはずです。
目次:
基本情報
タイトル | 小さな会社のWeb担当者のためのコンテンツマーケティングの常識 |
個人評価 | ★9 / 10 |
著者 | 染谷 昌利 |
本の目次
- INTRO コンテンツ イズ キング
- 第一章 コンテンツマーケティングの基本
- 第二章 人を呼びこむ情報発信術
- 第三章 伝わるコンテンツ作成術
- 第四章 注文したくなるランディングページの作成術
- 第五章 継続のための運用術&効果測定術
一言感想 / こんな人にオススメ!
一言感想
コンテンツマーケティングの常識と普遍的な手法を学べる
こんな人にオススメ!
- コンテンツマーケティングに興味のある初心者
- 何かの商品や作品などを誰かに届けたいと考えている人
オススメなところ!
タイトルの通り「コンテンツマーケティングの常識」を学べる
「コンテンツマーケティングって何?」という人も十分に満足して読める一冊です。
業界人にとっては「常識」であり、一般人にとっては「特殊な知識」である内容が、ほどよくまとめられています。
「コンテンツマーケティング」で心がける普遍的な観点が分かる
細かなテクニック本ではなく、今後長く使える「コンテンツマーケティングでおさえておくべき普遍的なポイント」が書かれています。
Webやマーケティングの世界は変化が激しく、最新のテクニックもすぐに陳腐化してしまいます。
この本で基本的な考え方を身につけておけば、業界が変化しても、新たな取り組み方を自分で考えて適応できるようになります。
最近はテクニック本で世の中があふれかえっています。
そのような中で、「きちんとした知識」を整理して提示してくれる、本書のような一冊は貴重な存在です。
Webマーケティングの本としても優れた一冊
タイトルに「小さな会社のWeb担当者のための」と書かれている通り、Webマーケティング寄りの本です。
ランディングページ(読者が検索してはじめにたどり着くページ)の書き方などは、Webマーケティングに携わる人は必読です。
著者の染谷昌利さんは「Webマーケティング協会認定コンサルタント」の肩書きも持っているようです。
Webマーケティングについての知識が豊富だから、こういう本が書けるんでしょうね。
コンテンツマーケティングの事例が豊富でイメージがわきやすい
コンテンツマーケティングの事例も豊富に書かれています。
有名サイトも多く、楽しく読めますよ。
良質な情報のインプットがあった後で、具体的な事例が提示されているので、イメージがわきやすく知識を定着させることができます。
著者の別の本『ブログ飯』をご紹介
著者の染谷昌利さんは、もともとブロガーとして成功された方です。
他の著書としてはこちらが有名です。
『ブログ飯 個性を収入に変える生き方』ブログでお金を稼ぐための心得 – 本の感想・評価
はじめからWEBマーケティングやコンテンツマーケティングについて詳しかったわけではないでしょう。
きっと、勉強熱心な方なのだと思います。
個人的には『ブログ飯』よりも『コンテンツマーケティングの常識』の方がタメになりました。
良心的でためになる本でしたので、ぜひ読んでみてください。