
島根県といえば、みなさん何を思い浮かべるでしょうか?
きっと多くの方は「島根=出雲大社」という認識を持っていると思います。
(島根観光の鉄板、出雲大社の記事は こちら)
しかし、島根には他にも魅力的な観光スポットが沢山あります。
今回は、僕が島根を観光した中で、最もオススメしたいと思ったスポット「日御碕灯台・経島・日御碕神社」を紹介します。
それぞれ徒歩圏内にあるので、一気に見て周ることができます。
日御碕灯台の近くにある展望台からは絶景がのぞめます。
みんな日御碕灯台までは行くんだけど、そこから近くを散策する人は少ないんですよね。もったいない。
ホントおすすめなのでぜひ足を運んでください!
たくさんの写真とともに、その魅力を全力紹介!
日御碕神社・日御碕灯台へのアクセス
日御碕神社へのアクセス
- 山陰道「出雲IC」から18km(約35分)
- JR出雲市駅からバスで45分
- 出雲大社からバスで20分
主要な空港や駅から出雲大社に向かい、そこから更に西へ進むと日御碕神社へたどり着きます。
出雲大社を参拝した後に向かうとスムーズです。
駐車場もあるため、レンタカーで向かうのが最も楽な手段です。
日御碕灯台へのアクセス
日御碕神社のすぐ近くにあるため、アクセス方法は同じです。
ただし、歩いて15分以上はかかるため、歩くのが厳しい方は車やバスでの移動をオススメします。
日御碕灯台にも駐車場はあります。
経島へのアクセス
日御碕神社のすぐそばにありますので、アクセス方法は同じです。
経島を目的に行かれる方は、まず日御碕神社を目指せば問題ないでしょう。
パワースポット日御碕神社の魅力
こちらは日御碕神社の正面。神社そのものは、そこまで大きくはないです。
祀られている神様は素盞嗚尊と天照大神
日御碕神社には素盞嗚尊(すさのお)と天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
天照大神は、スサノオのお姉様です。
ニノ岬神社は下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」と、上の宮「神の宮」の二社からなります。その二社をまとめて日御碕神社と呼びます。
「神の宮」の方に、スサノオが祀られています。
天照大神は太陽パワーのお姉様
天照大神といえば太陽の神。「天岩戸の神隠れ」の神話で有名です。
ざっくり「天岩戸の神隠れ」をご紹介:
昔々あるところに優しい天照大神お姉様と、ちゃんちゃな弟のスサノオが住んでおりました。
この弟はいたずらが大好き。ある日、優しいお姉様の堪忍袋の緒も、ぷっつんと切れてしまいます。
「もう知らない! ぷんぷん」と怒った天照大神は、天岩戸(あまのいわと)と呼ばれる洞窟に引きこもってしまいました。
太陽の神様が引きこもってしまったものだから、世の中は真っ暗になって大混乱。
困った神様たちは、天岩戸の前に集まって、なんやかんやと天照大神お姉様のご機嫌をとります。
ようやく機嫌をなおした天照大神お姉様が、引きこもり生活をやめておもてへ出て来ます。
そしてようやく世界は光を取り戻したのでした。
おしまい。
この神話からも分かるように、天照大神の太陽パワーは半端ないっす。
洗濯物を干してからっと乾かせるのも、お姉様のおかげなんですね。
出雲大社も有名ですが。日御碕神社も立派なパワースポットです。
いま流行りの「鳥居つらなりスポット」なんかもありました。
日御碕神社から徒歩で日御碕神社へ
日御碕神社から海岸方面へ向かい、右に曲がって「うみねこの坂道」をのぼっていくと日御碕灯台へたどり着きます。
意外とこの道って知られていないんですよね。
成人男性なら15分前後で日御碕神社までたどり着けるのではないかと思います。
この道すがら、経島を眺めることができます。
展望台などからよりも、ここからのほうが経島に近く、絶景です。
この絶景!
ぜっけいっ! ぜっけい! ちょうぜっけい!
今にも神が降臨しそう。
東洋一の日御碕灯台の魅力
日御碕灯台は観光スポットとしてそこそこ有名です。経島や日御碕神社よりは知名度が高いようです。
そんな日御碕灯台の魅力をご紹介します。
日御碕灯台はなぜ東洋一と言われるのか
日御碕灯台は高さが東洋一なんです。
高さは43.65メートルもあり、石積みの灯台として東洋一の高さを誇ります。
高いだけでなく、絶景スポットとしても有名です。
参観料200円を払って灯台にのぼることができます。
日御碕灯台のオススメポイントは
展望台からは日本海の絶景を一望できます!
……と言っておいてなんですが、私が行った日には残念ながら強風のためのぼることができませんでした。
それでも満足度は高いので、オススメスポットであることは間違いありません。
のぼったらどんな感じなんでしょうねー。
近くではおいしい海鮮丼を出す店もあったりするので、小休憩もできますよ。
一番のオススメスポットは柏陵園と鳥見台の展望台
灯台と夕日の小径を歩き、展望台から絶景を眺める
日御碕灯台の周辺の海岸沿いには、柏陵園とよばれる松林と遊歩道があります。
ここからは「白い灯台・青い空・荒々しい日本海・神秘的な経島」を眺めることができます。
これがもう、絶景なんです。日御碕灯台だけ見て帰るなんてもったいない!!!
オシャンティーな展望台が見えてきます。
こ、神々しい!
木が良い感じ。
日本海なので波が荒いです。経島もみえますよー。
灯台もてっぺんがちょっぴり見えます。
強風に耐える松の木はもうこんな感じ。腰痛ヤバそう。
灯台の方にはそこそこ人がいたのですが、こちらはさっぱり。
夕どきには、綺麗な夕日をおがむこともできるようです。
僕が行ったのは昼時ですが、それでも大満足のスポットでした。
鳥見台展望台から経島を眺める
遊歩道を歩いて行くと、鳥見台という展望台にたどり着きます。
ここからはウミネコで有名な経島をみることができます。
先ほどの展望台からより、経島がよく見えます。
こちらは絶壁。
ウミネコの経島の魅力
日御碕神社のすぐそばには経島があります。
現在は日御碕神社に祀られている天照大神ですが、以前はここ経島に祀られていたといいます。
面積は約3000平方メートルの島です。
ウミネコで有名な経島
経島はウミネコの繁殖地としても有名です。
ネコって言ってますけど、ウミネコは白い鳥のことです。
11月下旬頃から何千羽ものウミネコがやってきて、4月頃から産卵と子育てをし、7月頃にまた島を去っていきます。
私が行った時にはウミネコはまだいませんでしたー。
はい、灯台にものぼってませんし、ウミネコも見ていません!
そんな私が全力でオススメするのですから、きっと良い観光スポットに間違いないでしょう!
経島には鳥居が!
この島は日御碕神社の神域であるため、一般の方の立ち入りは禁止されています。
年に一度、8月7日の例祭の時のみ、日御碕神社の宮司だけが島に舟で上陸することが許されています。
これは夕日の祭りともいわれます。なんたって、あの太陽お姉様、天照大神ゆかりの地ですからね!
あいかわらず神々しい。
もう、あの雲の上に、天照大神いるんじゃない?
ちなみに、私は例祭は見ていないです。
さいごに
灯台にのぼらず、ウミネコも見ず、例祭にもたちあっていない僕が全力でオススメする観光スポット。
いかがでしたでしょうか?
島根を訪れた際はぜひ「日御碕灯台・日御碕神社・経島」まで足を運んでください。
出雲大社だけ行って帰ってくるなんてもったいないですよー。
島根で、これらの次にイイなーって思ったのは、稲佐の浜でした。
気が向いたらこちらの記事もどうぞ。
こちらも良いところでした。