
あなたの将来の夢はなんですか?
あなたの今の目標はなんですか?
即答できた人は、この記事を読む必要はないでしょう。
でも、結構いると思うんですよね。夢や目標が見つからず悩んでいる人って。
あやしい自己啓発のような冒頭になりましたが。こどもの頃より大人になってからの方が、こういうことって真剣に考えるようになりますよね。
僕自身も、明確な夢や目標が無くて、時々悶々と考え込んでしまいます。
なので、夢や目標が無くても充実した人生を送るためにはどうすればいいのか、考えてみました。
目次:
夢は無くてもいい
いきなり身も蓋もないこと言っていますが。
そもそも、なぜ夢って必要なんでしょうか?
なぜ夢を持たなければならないと思い込んでいるのか
こどもの頃を振り返ってみてください。
先生や親に、「夢を持ちなさい」「あなたの夢を描いてみましょう」「夢はなんですか?」と、いやというほど繰り返し、刷り込まれてきたんじゃないでしょうか。
もちろんこれはこども達のためを思って言っていることです。
夢を持ち前向きに、輝く人生を送って欲しい。そんな純粋な優しさから来ているものでしょう。
そしていつの間にか皆、夢は持たなければならないものだ、と思い込んでしまうのだと思います。
夢を持っている人の方がカッコいいし、夢に向かって努力している人が偉い。夢を諦めなんと無く日々を過ごしている人なんて、つまらない。
いつの間にかそんな先入観が、常識として定着していきます。
なぜ自分にとって夢が必要なのか
いまいちど、考えてみてください。
なぜあなたは夢を持たなければならないのでしょうか?
それはあなた自身の考えですか?
誰かに言われて、そうならなければいけないと思っているだけではないでしょうか。
そもそも、を考えたときに、僕は夢は持たなくてもいいんじゃないか、と考えるようになりました。
それでも夢を持ちたい人はどうすればいいか
とはいえ、自分自身の考えで、夢を持ちたいと考えている人もたくさんいるはずですよね。
夢を持つ人は充実して見えて羨ましい
夢に向かって努力を続けている人って、やっぱりかっこいいですし、充実しているように見えて羨ましいです。
例えばオリンピックのメダリスト達を見た時に、そんな感情を覚えるんじゃないでしょうか。
大変そうだなぁ。それでも、楽しそうだなぁ。あんな真剣な顔を自分もして見たいし、あんな風に自分も感情を爆発させてみたい。
でも、自分にはあんな風に全力で取り組めるほど好きなものなんてない。どうすればいいんだろう……。
そうやって夢を持つ人と、夢のない自分を比べて、また落ち込んでしまう。
その気持ちはわかります。
ただ、夢って無理やり持とうと思って持てるものではないと思うんです。
大きな夢を持っている人は、それを無理やり夢にしたわけではないでしょう。
本当に好きで、それに一生懸命取り組むうちに、それが夢になった。
コツコツと努力を続けていたら、周囲からの期待が大きくなって言って、それが夢になった。
そうやって、いつの間にか抱いていた思いが「夢」になるのだと思います。
いきなり夢を持とうとしない
だから、いきなり「夢」を持とうとしたって無理です。
それなりに自分の好きなことを整理して、それを「夢」と言うことはできるかもしれませんが。それではきっと継続できません。
いつの間にか、日々の忙しさに埋もれて、夢は夢で無くなっていくでしょう。
いま、夢が無いと言う人は。
夢が無いのではなくて、夢に出会っていないだけです。
まだ出会っていないのだから、自分の夢がわからなくて当然です。
興味があることを書き出して、行動してみよう
「やってみたいこと」をなんでもいいので箇条書きで書き出しましょう。
どんな些細なことでもいいです。少しでもきになることは、書き出してリスト化しましょう。
文字に起こしておかないと、自分の思いであっても、いつの間にか忘れてしまうものです。それではいつまで経っても行動に移せません。多くの人は、そうやって変化のない日々を過ごしていってしまいます。
「やってみたいこと」すら思いつかない人は、「やってみてもいいこと」を書き出しましょう。
積極的にやりたいことは無くても、まぁそれくらいのことになら時間を割いてもいいかな、と思えるものを書き出しましょう。
やってみてはじめて「おもしろい!」と思える事もたくさんあります。
大人になってから「ライフワーク」といえるものに出会っている人もたくさんいるじゃ無いですか。ああいうのも、きっかけとしてはふとしたものだったりするものです。
なんとしてもやりたい! やらなければならない! という思いではじまったものは少数なんじゃないでしょうか。
そうやって書き出したことを、月に一回でもいいので、チャレンジしてみましょう。
いろいろなことを体験するうちに、自然と「もっとやって見たいな」と思うものに出会えるはずです。そうしてはじめて、ストレスなく物事を継続できます。
それどころか、もっとそれをやりたくて仕方がなくなっていくでしょう。
誰かに強制されたものではなく、時間を潰すために無理やりやるものでもなく、本当に自分がやりたいと思えるもの。
そういうものに出会って、継続するうちに、いつの間にかそれが「夢」になるのでしょう。
目標は小さくていい
夢に近いですが。大きな目標を描いてそれに向かって努力している人もいますよね。
それに憧れて、自分でも目標を立ててみるけど、全く継続できない。
よくあることだと思います。
まずは確実に達成できる目標を
いきなり大きな目標を立てても、人は努力を続けられません。
なぜなら達成感を得られないからです。
どんなにがんばってもがんばっても、目標に近づいていない気がする。
実際は着実に前進しているのに、自分の立てた目標が大きすぎるせいで、その歩みがとても小さなものに見えてしまうのです。
達成感もないのに、努力を何年間も継続できるのはごく一握りの人間だけです。
まずは確実に達成できるような、小さな目標を立てましょう。
一週間で達成できるようなもので十分かもしれません。
そうした小さな目標を達成できた時にはじめて、次の少し大きな目標を立てましょう。それを繰り返せば目標は大きくなっていきます。
はじめに大きな目標を立ててもいいですが。その場合は、目標を小分けにして、「達成できた」と感じられるポイントを作るのを忘れないようにしましょう。
そもそもの目的を真剣に考えてみる
一週間でできる小さな目標すら、達成できないです。
という人もいるでしょう。
そんな人は、目標の方向性が間違っていないか整理してみてください。
年収1千万稼ぐぞー! という目標を立てて、全く続かない人は。
なぜ年収1千万を稼ぎたいのかを考えてみる。
お金を稼ぎたい目的はなんですか?
幸せになりたいから? 家族に楽をさせたいから?
そのための手段は「お金」で間違い無いのでしょうか? それを目標にしていいのでしょうか?
目的地が明確で無いのに、その途中の目標に向かって進んでいってもゴールにはたどり着けませんし、途中で諦めてしまいます。
目的がわかっていたら、自分の決めた目標に向かって、もう少し真剣に取り組めるはずです。
まとめのようなもの
- できることからやってみよう
- 書き出して見える化して、行動に移そう
ということです。
偉そうなことをたくさん書きましたが。
結局のところ、自分に言い聞かせていることでもあります。
がんばろー。