
目次:
映画の基本情報
映画タイトル | ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い |
個人評価 | ★7 |
監督 | リドリー・スコット |
主要キャスト |
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一言感想 / こんな人にオススメ!
一言感想
スケールのでかい男達の悪ふざけ。学生時代を思い出す……。
こんな人にオススメ!
- 下ネタ好きな人。
- ばかばかしい悪ノリが好きな人。
映画のあらすじ
結婚を控えた新郎のダグのために、友人達が集って大はしゃぎ。
最期の独身時代を楽しむため、男達はラスベガスへと繰り出す。
楽しい夜を過ごしたはいいが、翌朝、誰も記憶が残っていない。
部屋の中には、アレやコレや、理解できないものであふれている。
新郎のダグも行方不明。昨夜、いったい何があった!?
映画の予告動画
オススメなところ!
全力で悪ふざけ
息もつかせない怒涛のハプニング。
男達の「少しの躊躇もない全力の悪ふざけ」は観ていて楽しいです。
学生時代を思い出します。
大人になってから、世間体を気にして大騒ぎなんてなかなかできなくなったけど。
彼らはもう、全力でぶっ飛びます。大人の悪ふざけっていいよね。
謎が解けていく快感
ラスベガスで大騒ぎして、泥酔し、翌朝目覚めるところから、本格的にコメディーの展開になります。
部屋の中は、「なんでこーなっちゃうの?」ってモノであふれています。
観ている方も、想像力をかきたてられます。
新郎のタグが姿を消し、その行方を探すために、
男達はわずかな手がかりを頼りに、昨夜何がおこったのか解き明かしていきます。
ああ、これはこんなことがあったから、こうなったのか。
あれは、そういうことだったのか。
ひとつひとつ謎が解けていく様は、快感です。
ちなみに新郎のダグですが、作中、ほとんど姿を消しています。
主役級の活躍をするのかと思っていたんですが。そうですよね、副題は「消えた花ムコ」ですもんね。
最高のエンディング
終盤、ちょっと飽きてきて、眠気も覚えたのですが。
エンディングが最高だったので、良しとします。エンディングが評価を押し上げています。
というかこの映画そのものが、このエンディングのためにあると言っても過言ではない。
何が最高なのかは、ぜひ観て確かめてください。
ザンネンなところ……
途中でダレる
笑いどころは多い本作ですが。
やや笑いがずっと続く感じで大爆笑は少ないので、途中少しダレます。
なんだろう。
コントのコンテスト番組でよくある、「あとねー、もう少し突き抜けてほしんだよねー」って感じ。
ぶっ飛んだ展開ではあるんだけど、どこか現実的というか。もう一線超えても良かったんじゃないかと思います。
そのほか思ったこと
監督の来歴がヤバい
監督のリドリー・スコットですが、いろいろとヤバいです。
博士号は持っているし、ナイトの称号は持っているし。
ナイトってなんだ、ナイトって。いまもあるのか。
日本で言ったら、宮崎駿が「武士(もののふ)」の称号を得た感じ?
違うか。
リドリー・スコットは、他にも『エイリアン』や『ブレードランナー』を撮った監督です。
どちらも熱狂的なファンが多数いる作品ですね。
まぁ、これは、ナイトになるのも納得。