
仕事中に眠くなってしまうことってありますよね。
特に、お昼過ぎのデスクワークなんて、意識を保つことに精一杯で、仕事なんてできないですよね。
とはいえ、職場で寝るわけにもいかないので、なんとかみんな起きて頑張っているわけです。
しかし、それでは仕事の効率が上がるはずはありません。
まぶたに油性インクで目を書いてごまかしてもいいですが、仕事は捗らないので、結局苦しむのは夕方の自分自身です。
「あぁ、もうこんな時間なのに、何も終わってない!」と後悔することになります。
しっかり目を覚まして、しっかり働いて、颯爽と帰る。それが理想ですね。
今回は、仕事中の眠気を覚ますための対策を、できるかぎり整理してみました。
目次:
眠気覚まし | 肉体的な刺激を与える
手っ取り早く体に刺激を与えましょう。
短期的に手早く目を覚ますのに、効果的な方法です。
冷たい水で顔を洗う【おすすめ】
手軽に誰でもできる方法です。
しかし、意外とこれをやる人は少ないものです。
眠気を我慢しながらひたすらパソコンとにらめっこをする、という人も多いです。
食後、少し経ってから、歯磨きついでに顔を洗いに行くのを習慣化するのもいいかもしれません。
トイレや自動販売機まで歩く
小まめに席を立ちましょう。
タバコを吸う人は喫煙室に行く人も多いですよね。
タバコを吸わない人は、トイレや自動販売機にいきましょう。
短時間の離席であれば、仕事に影響もないですし、むしろ気分転換になって効率がアップします。
外気に触れる
オフィスの周りを少し歩いて、外気に触れるのもおすすめです。
「仕事中に外に行っていいのかな?」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、周りは、意外と他人に無関心です。
短時間であればちょっと外に出るくらい許されることが多いです。
あまり自由のきかない業務であれば、他の方法を検討してください。
その場でストレッチをする
ストレッチは眠気覚ましの王道ですね。
座ったまま、上半身のストレッチをするだけでもかなり変わります。
ほんのちょっとだけ痛い、くらいの負荷でやると効果的です。
目がさめるからと行って、無理をして体を痛めないように加減してください。
「ストレッチで怪我をしました」ってなんだかダサいですからね……。
同僚に話しかける
身近な同僚に話しかけてみましょう。
なんだか眠そうにしている同僚に話しかければ、向こうの目覚ましにもなって、一石二鳥です。
よほどの寝不足でない限り、人と話している間に眠ってしまいそうになることはありません。
ただし、おしゃべりに夢中になって仕事が雑にならないように注意しましょうね。
話しかけられることを嫌う人もいるので、相手はきちんと選びましょう。
目薬をさす
眠気は目からくることも多いです。
清涼感のある目薬をためしてみましょう。
目の疲れは眠気や肩こりを引き起こすので、目のケアは重要です。
自分をつねってみる
「自分をこっそりつねってみる」のも定番の眠気覚ましですね。
小学校の頃からやっている方も多いのではないでしょうか。
ただ、これをやりすぎると、だんだん眠気が痛覚を上回ってきます。
体をイジメたあげく寝てしまう、ということにならないよう、奥の手としてやりましょう。
眠気覚まし | 飲食で目を覚ます
飲食物に頼るのも眠気覚ましの効果的な方法です。
コーヒーを飲む
社会人ってコーヒーを飲む人、多いですよね。
コーヒーが好きだから飲んでいる人と、眠気を覚ましたいから飲んでいる人、どちらが多いんでしょうね。
カフェインを含んだ飲み物は眠気覚ましに効果があります。
コーヒーなどを飲んで、体の内側から目を覚ましましょう。
栄養剤を飲む
エナジードリンクも飲むと目が覚めますね。
しかしこれは飲み過ぎ注意です。
飲みすぎて体調を崩してしまった、という話もよく聞きます。
商品に書かれた用量をきちんと守りましょう。
フリスクやミンティアを食べる【おすすめ】
清涼感のある錠剤もおすすめです。
カフェイン入りの商品もありますので、眠気覚ましが目的であればそれを選びましょう。
ミンティアを口に含んだ後で、冷たい飲み物を飲むと、一気に目が覚めます。
体にとっていいこととは思えないのですが。
一日一回の奥の手として、僕も使っています。
眠気覚まし | 仕事を工夫する
仕事に集中して眠気を覚ましましょう。
「眠気があるから仕事に集中できない」という状況で皆さん困っているはずなので、おかしなことを言っているようですが。
工夫次第で、仕事の取り組み方を変えれば、眠気を覚ますこともできます。
仕事の目標を定めてタイムトライアルをする【おすすめ】
仕事の時間的な目標を定めて取り組むと、集中することができます。
「今日中にプレゼン資料を作る」といったおおざっぱな目標ではなく「15分以内にプレゼン資料の5ページ目までを作る」といった具体的な目標にしましょう。
眠気を覚える単純作業こそ、タイムトライアルのチャンスです。
単純作業にかかる時間を毎日測って、昨日の自分に勝てるように頑張りましょう。
目標を達成したら、自分にご褒美をあげるといいですよ。
甘いものを食べたり、休憩時間をとったり、時間を自由に使いましょう。
まだまだやる気が余っている、という人は、浮いた時間を他の効率化にあててもいいかもしれません。
眠くなる時間帯に打ち合わせや外出を入れる
習慣的に自分が眠くなる時間帯がわかっているのであれば、その時間には体を動かす業務や人と話をする業務を入れましょう。
昼過ぎにはオフィスに戻ってきている人も多いので、打ち合わせも入れやすいはずです。
時間外の時間に無理やり打ち合わせを入れるよりも、日中帯の決まった時間に打ち合わせを入れた方が同僚にも喜ばれます。
最も前向きに取り組める仕事をやる【おすすめ】
単純作業や気の向かない作業に、どうしても取り組めないときは、最も興味のある業務に取り組むといいですよ。
誰かに指示をされずとも、自分からやりたい、と思える仕事を普段から探しておくことが重要です。
意識して、そういった業務を、集中力が低下する時間に持っていくといいでしょう。
眠気覚まし | 仮眠をとる【おすすめ】
眠気をさますというよりも、もはや寝てしまう、という方法です。
長時間寝すぎると、逆に目覚めた後も眠気が続いて逆効果なので気をつけましょう。
個人差がありますが、15-20分ほどの仮眠であれば、すぐに目が覚めて頭を働かせられるようです。
色々試して、自分にとってベストな仮眠をみつけましょう。
だらだらと起きて仕事をするよりも、思い切って少し寝てしまった方が、トータルの効率としてはよくなります。
眠気覚まし | 特殊な方法
ここまで王道や定番の眠気覚まし対策を書いてきました。
ここからはちょっと変わった眠気覚ましをご紹介します。
やるときは自己責任でどうぞ。
空気イスで仕事をする
座っているから眠くなるのです。
イスを取っ払いましょう。
立って仕事をするのもいいですが、目立ってしまいますよね。
「なんで立ってるのー?」と同僚から声をかけられてしまいます。
ちなみにこれは、僕の体験談です。
立って仕事することを習慣にしようとしようとしたのですが、まわりからのツッコミが多すぎて諦めました。
めっちゃ辛いものを食べる
ハバネロをそのまま飲みこみましょう。
目がさめること間違いなしです。
エナジードリンクなんて生ぬるいです。
激辛パワーで仕事に邁進しましょう。
息を止める
意識を失う一歩手前まで息を止めてみましょう。
生存本能が暴れ出し、がっつりと目がさめるはずです。
ちなみにこれ、僕はよくやっています。
本当によく目が覚めますよ。
いやー、人間、死を身近に感じると寝ている場合じゃなくなるんですね。
当たり前ですが、やりすぎ注意です。
同僚と相撲をとる
同僚と会話する、という方法もお伝えしましたが。これでは生ぬるいです。
同僚を誘って相撲を取りましょう。
相撲をしながら眠っている人を見たことがありますか?
ありませんよね。つまり、目が間違いなく覚めるということです。
めっちゃ薄着になる
ぽかぽかと暖かいオフィスにいると、眠気におそわれます。
空調は個人では変えられません。
なので、めっちゃ薄着になりましょう。
肌寒いくらいがちょうどいいです。
ぬくぬくしていると、人は眠くなってしまうんですね。
もちろんこれもやりすぎ注意です。
僕はこれをやってしょっちゅう風邪をひいています。
気になるあの子にビンタしてもらう【おすすめ】
ピンチはチャンスだと捉えましょう。
普段気になっているけど会話の機会がないあの子に「ちょっとビンタしてもらっていいですか?」とお願いしてみましょう。
二人の仲も深まるし、目が覚めるし、いいことだらけのはずです。
最初は相手も戸惑うかもしれませんが、真剣にお願いし続ければ、きっとその想いは相手に届くはずです。
デスクに鋭利なものを置く
鋭利なものを、デスクにうつ伏せになると自分の顔に突き刺さってしまう位置に置きましょう。
寝たら死ぬ。その思いは、あなたから眠気を遠ざけてくれるはずです。
眠くて眠くてどうしようもないときにやると、本当に寝て突き刺さってしまうこともあるので、注意しましょう。
僕もこれを小学校の頃にやって、おでこに鉛筆を突き刺したことがあります。
おわりに
以上、いかがでしたでしょうか。
当たり前のことも多いですが、意外とみんな当たり前のことをやろうとしないものです。
大事なのは、本当に実践してみることと、習慣化することです。
ひとつふたつでいいので、明日からでもやってみてください。
ともに眠気に打ち勝ちましょう!