
目次:
映画の基本情報
映画タイトル | X-MEN:ファースト・ジェネレーション |
個人評価 | ★9 |
監督 | マシュー・ボーン |
主要キャスト |
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一言感想 / こんな人にオススメ!
一言感想 | イケてるおっさんふたりの、若き日の物語に、胸を打たれた |
こんな人にオススメ! |
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映画のあらすじ
特異能力を持つミュータントの存在がまだおおやけになっていない社会。
邪悪なミュータント組織の存在を追うCIAの女性エージェントの捜査に、若くてイケてるインテリと復讐に燃えるイケメンが巻き込まれる。
壮大なバトルに発展する中で、二人の友情が深まったり、対立したり。くっ付いて離れて、どうなっちゃうの!? 的なじれったい物語。
映画の予告動画
オススメなところ!
若き日の友情物語
シリーズ物の主要キャラクターの過去を描くということで、多くのファンを楽しませていますが。
この作品単体でも十分に楽しめます。
全く性格の異なるイケメン二人が、自然と友情を深めていく過程は、見応え十分です。
キャラクター一人一人に深みが出てくる
主役級二名もそうですが、ミスティークやビーストなど、一人一人のキャラクターい深みが出てきます。
登場人物の個性を引き立てる、上手なエピソードやセリフが多いんですよね。
物語が進むにつれて、それぞれのキャラクターへの愛着が強まっていきます。
超能力バトルものでは、能力ばかりが目立ち、人格などが置いてきぼりになりがちですが、
この作品ではしっかりと「超能力を持つヒューマン」が描かれています。
テンポの良いストーリーと迫力ある映像にいつの間にかのめり込む
凄まじい大爆発や自然の映像美、というわけではないのですが。
途中でダレることのないテンポの良いストーリーと、必要十分な映像美にひきこまれて、退屈することなく最後まで見入ってしまいます。
ザンネンなところ……
急に科学レベルが突き抜ける
あまり欠点は感じなかったのですが。
強いて言えば、研究者であるビースト(ハンク)の化学レベルが突き抜けすぎていることでしょうか。当時の科学技術の水準を考えると、ハンク一人で世界征服できるんじゃないだろうか……。
あと、強力なミュータントが多数いる割に、なぜこれまで世間で目立っていなかったのかも不思議ですね。
まぁ、SFでそういうことを言い出すとキリがないですし。この作品のぶっ飛び度はじゅうぶん許容範囲です。鑑賞者側で納得できる理屈を勝手に考えた方がいいと思います。
その他おもったこと
印象的なキャスト・シーン
若き日のプロフェッサーがイケメン
プロフェッサー役のジェームズ・マカボイがかっこいいです。
顔がめちゃめちゃイケメン、ってわけではないんですけど。表情と、目ですね。魅力たっぷりです。惚れる。
小ネタ
ジェームズ・マカボイの他出演作
『 スプリット 』で23人格の男を演じています。僕はまだ見ていません……。
X-MENファーストジェネレーションで、マカボイ(マカヴォイ?)にはまったので、今度見てみようと思います。