事務職の正社員でフルリモートワークできる?できない? 全国どこでも働ける環境を得るには

このような方のための記事です
  • いまも事務職をしていて、これから正社員・フルリモートワークで働きたい
  • 正社員の事務職としてフルリモートワークするために、どういう準備が必要か知りたい
  • 未経験でも正社員の事務職としてフルリモートワークで働けるか知りたい
以下を「リモートワーク(ICTを活用した在宅勤務)」として扱います
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  • テレワーク
  • 在宅勤務
うめ

フルリモートワーク(テレワーク・在宅勤務)を実践するうめです

リモートワークが広がりを見せていますが、一部の業界や職種が中心となっています。

そういう状況ですので、「事務職でもリモートワークは可能か? 正社員として働けるか?」と気にしている方も多いのではないのでしょうか。

この記事では、リモートワーク事務職の現状、求人の探し方、必要なスキル、そしてフルリモートワークで成功するための具体的な戦略について解説します。

全国どこからでも働ける自由を手に入れるための第一歩を一緒に踏み出しましょう!


目次

事務職で正社員フルリモートワークはできるのか? 未経験でもできるか?

事務職も正社員としてフルリモートワークの仕事は可能

テクノロジーの進歩と働き方の多様化が進む中、多くの企業がリモートワークを採用しており、事務職の範囲でも在宅勤務の機会が増えています

特に、事務職の経験があるのであれば、正社員としてフルリモートワークの仕事を探すことは十分に可能です。

フルリモートの事務職に就くためのステップを、詳しく後ほど解説します。

事務職未経験でも正社員としてフルリモートワークの仕事は可能(条件あり)

事務職が未経験でも、正社員としてフルリモートワークの仕事に就くことは可能です。

多くの企業がリモートワークに移行している現在、未経験者にもチャンスが開かれています。

人手不足が続く中、近場に限定されずに求人をかけられるリモートワークは、企業にとってもメリットがあります。

ただし、経験者に比べると、未経験者の転職活動の難易度が上がるのは間違いありません。

未経験からの事務職は可能だが、その上でいきなり正社員を目指す場合はしっかりとした準備が必要

フルリモートワークの事務職になるために必要な準備とは

フルリモートワークで働くためには、事務スキルに加えて、いくつか意識しておくべきポイントがあります。

基本的なオフィススキルを身につける

リモートワークの場合は企業のフォローが薄くなるため、基本スキルを事前に身に着ける

まず基本的なオフィススキルを習得することが重要です。

これには、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)といった基本的な事務スキルが含まれます。

オフィスであれば先輩が隣について丁寧にフォローしてくれることもありますが、リモートワークの場合はそうもいきません。

もちろん業務内容や仕事の進め方については、リモートワークでもWEB会議での画面共有等でしっかりと説明を受けることは可能です。

しかし、基本的な業務ソフトの操作というのは、WEB会議ではなかなか伝えずらく、そういった共通する基礎スキルは事前に備わっていた方がスムーズに仕事に取り組めるようになります。

未経験の方は特に、オンラインコースや無料のチュートリアルを利用して、これらの基本的なツールの使用方法を学びましょう。

リモートワークに特有のスキルを学ぶ

リモートワークでは、コミュニケーションツール(Slack、Zoom、Microsoft Teams)の使用が一般的です。

これらのツールを効果的に使用する方法を学び、リモートワーク環境でのコミュニケーションスキルを磨きます。

ただし、これらは事務スキルに比べると習得は容易で、企業によって使っているツールも異なるため、優先度は高くありません。

関連する資格を取得する

事務職への適性を示し、基本的なビジネススキルがあることを証明する手段となる

事務職に求められる資格を取得することで、履歴書にプラスとなります。

例えば、ビジネス文書技能検定やパソコン関連の資格(MOS:Microsoft Office Specialistなど)が挙げられます。

未経験者については、企業側も「本当に適性があるのか? 仕事を覚えられるのか?」と不安に感じることがあります。

特に正社員を目指すような場合には、資格の取得は自己アピールの有効な手段になります。

エントリーレベルのポジションから応募する

事務職が未経験の場合、まずはエントリーレベルのポジションから応募を始めることが現実的です。

シスタントやジュニア事務スタッフのような役職を目指し、実務経験を積みながらスキルアップを図ります。

リモートワーク可能なエントリーレベルの職に応募する際は、特に柔軟性や学習意欲をアピールすることが重要です。

オンライン面接の準備を徹底する

リモートワークの求人はWEB会議システムを使ったオンライン面接が多い

本採用の前にオフィスに呼ばれることもありますが、少なくとも一次面接はオンラインで行われることが多いです。

リモートワークの仕事に応募しているのに、第一歩目のオンライン面接でトラブルが発生しているようでは、印象が悪くなってしまいます。

オンライン面接に慣れるために、事前に技術的な準備を整え、適切なドレスコードで臨むことが重要です。

また、カメラやマイクのテストを行い、インターネット接続が安定していることを確認してください。

これらのステップを踏むことで、未経験からでもリモートワークの事務職に就く道が開けます。

リモートワーク環境を整える

高価な設備は不要だが、安定したネットワークと作業スペースの確保は必須

事務職として自宅で効率的に働くためには、適切な作業スペースの設定が必要です。

快適なオフィスチェア、適切な高さのデスク、必要なコンピューター機器と高速インターネット接続を整え、快適なワークスペースを確保してください。

以上のステップを踏むことで、事務職の正社員としてフルリモートワークを実現する可能性が高まります。

リモートワークは柔軟な働き方を可能にする一方で、自己管理やコミュニケーション能力がより一層求められるため、これらのスキルを常に磨き続けることが重要です。

リモートワークに必要な環境は以下の記事でまとめていますので、気になる方はお読みください。


「全国どこでも応募可能なフルリモートの事務職正社員」求人の探し方

国土交通省 令和5年度のテレワーク人口実態調査結果

やはり大企業の多い首都圏を中心にリモートワーク(テレワーク)は広がっています。

ただし、地方にいながら関東の企業に所属してリモートワークはできるため、地域に関係なくリモートワークを実施する道はあります。

むしろ、関東の水準の給与で、比較的物価の安い地方で暮らすことができれば、生活の質を向上することができます。

有効な求人探しの戦略

多くの募集要項をみることで、求められるスキルや、自分が得られる条件の相場をつかむことが重要

正社員リモートワークの職種を目指すには、求人探しを戦略的に行うことが大切です。

事務職といっても様々な仕事がありますので、自分のスキルや経験に合った職種を特定し、その分野でのリモートワークの需要が高い地域や業界をリサーチします。

次に、リモートワークに特化した求人サイトや、大手求人サイトの検索条件入力によって、積極的に情報を収集し応募します。

どうしても自分に最適な求人が見つからないときには、経験やスキルが不足していることが考えられます。

転職活動の前に、まずはスキル習得を優先することも検討してください。

もしくは、まずは正社員ではなく派遣社員として、フルリモートではなく出社とリモートのハイブリッド制度を取り入れている企業に応募するなど、条件を緩めて求人を探しましょう。

リモートワーク事務職のキャリアパス

成長可能性とキャリアアップのチャンス

リモート事務職でもキャリアアップは十分可能です。

たとえば、初めは一般事務から始めて、スキルや経験を積むことでプロジェクト管理やチームリーダーへとステップアップすることが考えられます。

また、専門的な知識を身に付け、法務や人事、会計など特定の分野で専門家になる道もあります。

一方でそうしたキャリアアップを求めない方には、月給はあまり上昇しませんが基本的な事務職として安定的に正社員として働けるようなポジションもあります。

転職後の自分の中長期的なキャリアも考えて、自分に合ったポジションを探すようにしてください

リモートワーク事務職の正社員としての福利厚生

通常のオフィスワークとの福利厚生の比較

通勤手当の代わりにリモートワーク手当てがあるのが一般的

リモートワークでは、オフィスワークと比べて通勤手当がない代わりに、インターネット接続費やホームオフィス設備の補助が提供されることが多いです。

また、柔軟な勤務時間や自宅での健康増進プログラムなど、リモートワークに特化した福利厚生が整っている企業も増えています。

リモートワーク専用の福利厚生プログラム

一部の企業では、リモートワーカー向けに精神健康支援プログラムやバーチャルフィットネスクラス、オンラインでの社員交流イベントなど、新しいタイプの福利厚生を導入しています。

これらはリモートワーカーの仕事と生活のバランスを支え、社員のエンゲージメントを高めるために設計されています。

ただし、福利厚生はあくまで働きやすい環境を作るための補助ですので、求人の基本的な条件が自分に合っているかどうかを最優先に考えましょう。


リモートワーク事務職の日常

実際のリモートワーカーの一日

リモートワーク事務職の日常は非常に多岐にわたりますが、一般的な一日はタスクの優先順位付けから始まります。

メールのチェックと返信、ドキュメントの作成と管理、データ入力、会議のスケジューリングといった業務が中心です。

また、オンライン会議への参加や、チームメンバーとのコミュニケーションも頻繁に行われます。これらの業務は、自宅オフィスから効率的に管理され、技術的なツールが日々の作業を支援します。

ワークライフバランスの管理

リモートワークでは、仕事と私生活の境界が曖昧になりがち

効果的なワークライフバランスを保つためには、明確な作業スケジュールの設定と守ること、適切な休憩の取り方、そして仕事終わりの時間を厳守することが重要です。

また、仕事場とプライベート空間を物理的に分けることも、集中力の維持とオフタイムの質を高めるのに役立ちます。

リモートで求められるコミュニケーション能力

効果的なコミュニケーションのテクニックとツール

リモート事務職では、コミュニケーションスキルが極めて重要です。

クリアで簡潔なコミュニケーションを心がけ、電子メール、チャット、ビデオ通話など、さまざまなツールを適切に使用することが求められます。

これには、メッセージの意図を正確に伝え、誤解を避けるための書き方や話し方の練習が含まれます。

チームとの連携を保つ方法

チームとの良好な関係を維持するためには、定期的な相談、進捗報告会の開催が効果的です。

これにより、孤立感を減らし、チーム内のコミュニケーションを促進することができます。

チームとのコミュニケーションは長く働く上で、自身のメンタルを健康に保つためにも重要になります。

リモートワーク特有のメンタル不調については、以下の記事で解説していますので、気になる方はお読みください。

まとめ:フルリモートワーク事務職を成功に導く鍵

  • 事務職でも正社員フルリモートワークは十分に可能
  • 未経験でも可能だが、基本スキルを事前に自分で身に着けるなど準備が必要
  • 事務スキルに加え、コミュニケーションツールの習熟や、在宅勤務環境の整備が必要

リモートワーク事務職で成功するためには、これらの要素が不可欠です。

計画的に業務を進め、コミュニケーション能力を磨き、健全なワークライフバランスを維持することで、どこでも働ける環境での生産性と満足度を最大化することができます。

始める前にはこれらのポイントをしっかりと押さえ、リモートワークの可能性をフルに活用しましょう!

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