家電レンタルより買った方が安い? 2年・3年シミュレーションで比較【レンタルか購入か】

家電レンタルサービスを使おうか迷っているときに、一番気になるのは「家電レンタルするより買った方が安いかも?」という点ではないでしょうか。

「短期ならレンタルが安いって本当?」
「長期で使うなら、やっぱり買ったほうが得?」
「修理や処分費も含めて比べるとどうなる?」

などなど不安は尽きません。

ネット上では「2年以内ならレンタルが得」「3年以上なら購入が有利」といった意見も目立ちます。でも実際に金額シミュレーションをしてみないと、本当のところは分かりません。

この記事では、1年・2年・3年以上の利用期間ごとにレンタルと購入を徹底比較します。

さらに「処分費」「引っ越し時の手間」といった隠れコストまで含めて解説。最後には「あなたに合った選び方」が分かるようにまとめました。

うめ

「レンタルか購入か」で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください

目次

家電レンタル・サブスク・リースの違い

レンタルと購入の比較の前にまず知っておきたいのが、混同しやすい「レンタル」「サブスク」「リース」の違いです。

どれも“借りて使う”サービスですが、仕組みや契約条件が少しずつ異なります。

結論からお伝えすると、個人で利用する人にとって、現実的な選択肢は「レンタル」か「サブスク」が中心です。

家電レンタル

  • 特徴:短期利用に向いている。1日〜1年単位で借りられるサービスが多い。
  • 利用例:大学の入学から卒業までの4年間だけ、単身赴任の2年間だけなど。
  • 契約の自由度:期間を柔軟に選べるが、長期では割高になりやすい。

家電サブスク

  • 特徴:月額料金を支払う継続契約型。NetflixやSpotifyと同じ“サブスクリプション”の仕組み。
  • 利用例:冷蔵庫だけ月1,500円、洗濯機も追加して月2,500円、といった形。
  • 契約の自由度:最低利用期間(例:3カ月・6カ月など)があるが、レンタルより割安に設定されていることが多い。

家電リース

  • 特徴:法人向けで使われることが多い。長期契約(3年〜7年)が一般的で、途中解約が難しい。
  • 利用例:オフィスや寮などでまとめて導入するケース。
  • 契約の自由度:契約期間が固定される代わりに、月額は比較的低め。

リースは法人向けであるため、この記事では主にレンタルと購入を比較対象にしていきます。

家電レンタルと購入の特徴を比較

ここから本記事の本題である「家電レンタルか購入か」について解説していきます。

それぞれの特徴を整理すると、どちらを選ぶべきかはっきりしてきます。

家電レンタルの特徴

  • 初期費用が安い
    まとまったお金が必要ないのが最大のメリット。引っ越し直後でも手軽に生活を始められる。
  • 短期間での利用に向いている
    1年や2年など「期間が決まっている生活」にぴったり。単身赴任や学生生活と相性が良い。
  • 設置や回収まで業者が対応
    大型家電でも業者が運搬・設置・撤去までやってくれるため、引っ越し時の手間が減る。
  • 最新機種や新品を選べるサービスもある
    中古品を使うケースも多いが、オプションで新品指定できる会社もある。
  • 長期では割高になりやすい
    月額料金は安く見えても、2〜3年と積み重なると購入費用を超えることが多い。

家電購入の特徴

  • 長期的に見れば安い
    例えば冷蔵庫を5万円で購入し、5年以上使えば実質「年1万円以下」で済む。
  • 自分の資産になる
    使い続ける限り追加費用はかからず、自由に処分・売却できる。
  • 選択肢が広い
    デザイン・サイズ・性能を自分の好みで選べる。
  • 修理や処分の手間がかかる
    故障時は保証期間を過ぎると修理代がかかり、引っ越しや買い替えではリサイクル費用も必要。
  • 初期費用が高い
    冷蔵庫・洗濯機・電子レンジをまとめて買うと10万円前後はかかるため、学生や若手社会人にとっては負担が大きい。

家電レンタルと購入の比較表

うめ

これまでご紹介した内容をもとに、家電レンタルと購入の比較を表にまとめました

比較項目家電レンタル家電購入
初期費用月額制で少額から始められる(0〜数千円)本体代をまとめて支払う必要あり
月額・ランニングコスト毎月固定のレンタル料が発生。長期利用では割高になりやすい月額は不要。ただし修理・処分費がかかる可能性あり
契約期間1カ月〜数年まで柔軟に選べる(サービスにより最低期間あり)制限なし。自分の所有物なので自由
設置・回収業者が設置から回収まで対応。引っ越し時も返却でOK配送・設置費が必要。処分時はリサイクル料や運搬費がかかる
修理・故障時基本的に無償交換対応保証期間内なら無料、それ以降は有料修理(1〜2万円かかる場合も)
処分・引っ越し返却するだけで済む。追加費用なし(回収費込みが多い)引っ越しでは運搬費が発生。処分にはリサイクル料(冷蔵庫3,000〜6,000円など)が必要
選べる機種サービスによって限られる。メーカー・容量指定できない場合あり自分の好きなメーカー・デザイン・容量を自由に選べる
新品/中古中古品が多い。新品指定オプションあり新品購入が基本。中古も自由に選べる
ライフスタイル適性短期利用(〜2年)に強い。引っ越しや生活変化が多い人向け長期利用(3年以上)に有利。腰を据えて暮らす人向け
メリットまとめ– 初期費用ゼロで始められる
– 設置・回収が楽
– 故障時も安心
– 短期利用に最適
– 長期利用でコスパ最強
– 自由に選べる
– 自分の資産になる
– 中古に抵抗がある人も安心
デメリットまとめ– 長期利用は割高
– 中古品が多い
– 機種を選べない
– 自由に売却できない
– 初期費用が大きい
– 修理・処分費がかかる
– 引っ越しの負担が重い

家電レンタルと購入、期間別でどちらがお得か

ここでは多くの人が気になる「家電レンタルと購入どちらがお得か」について期間ごとに整理します。

うめ

詳細シミュレーションは後ほどご紹介しますので、ここではおおよそのイメージだけつかんでください

1年間ならレンタルがお得

1年だけの利用なら、ほぼ確実にレンタルの方が安く済む

例えば冷蔵庫を新品で購入すると4〜6万円、洗濯機で4〜7万円、電子レンジで1〜2万円。購入なら合計すると10万円前後

一方でレンタルなら、3点セットで月額3,500〜5,000円程度。レンタルなら1年合計で4万〜6万円前後に収まります。

加えて、1年後には引っ越しや進学・就職などで生活が変わる可能性も高いので、「手間なく返せる」点でもレンタルが有利です。


2年間でもレンタルがお得

「2年」を境に意見が分かれるが、実はまだレンタルの方が有利なケースが多い

例えば月額5,000円のレンタルなら、2年間で12万円

新品購入だと10万円程度なので、一見購入の方が安そうに見えます。

しかし購入した場合は、

  • 設置費・配送費(数千円〜1万円)
  • リサイクル処分費(1台あたり数千円)
  • 引っ越し時の搬送コスト

といった追加コストが発生します。

結果的に2年間なら「ほぼトントンか、レンタルの方が少しお得」となるケースが多いのです。

加えて、金額面以外のメリットも考えると、購入よりもレンタルの方がおすすめできます。

3〜4年以上使うなら購入がお得

3年利用からは購入の方が確実に有利に

ここから一気に家電レンタルと購入の差が広がります。

3年利用すると、レンタルでは月額5,000円×36カ月=18万円。購入なら10万円前後+修理・処分費を入れても12〜13万円程度で済むことが多いです。

4年となれば、購入家電を使い続けている人はほぼ「元が取れている」状態。

レンタルは20万円を超えるので、完全に割高になってしまいます。

うめ

ここまでで「レンタルか購入か」の大まかな境目が見えてきました

  • 1年以内:レンタルが圧倒的に有利
  • 2年:費用は拮抗、他条件でレンタルが優勢
  • 3年以上:購入が確実に有利

家電レンタル2年間と購入の比較シミュレーション

ここでは実際に金額シミュレーションを行って、「レンタル」と「購入」の差を見ていきましょう。

今回は家電レンタルと購入の金額が拮抗してくる 2年間を想定します。

比較的安価な電子レンジ単体での比較と、新生活で必須になる「電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機の三点セット」で比較します。

電子レンジ単体で比較

レンタルの場合:

  • 月額料金:およそ800〜1,500円
  • 2年間(24カ月)の合計:19,200円〜36,000円
  • 設置費や回収費込みのサービスが多いので追加費用はほぼゼロ

購入の場合

  • 購入費用:新品で1万円〜2万円程度(中古なら5,000円前後も可能)
  • 処分費用:リサイクル料+収集運搬費で1,000〜2,000円程度
  • 合計:約12,000円〜22,000円

単体家電の場合は購入の方が割安になりやすいですが、「2年間だけで手放す前提」なら差はそこまで大きくありません。

特に「引っ越しで捨てるのが面倒」という人はレンタルの方が楽です。

電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機の3点セットで比較

レンタルの場合:

  • 月額料金:3,500〜5,000円程度
  • 2年間(24カ月)の合計:84,000円〜120,000円

購入の場合:

  • 冷蔵庫:40,000〜60,000円
  • 洗濯機:40,000〜70,000円
  • 電子レンジ:10,000〜20,000円
  • 設置・配送費:5,000〜10,000円
  • 処分費:合計で6,000〜10,000円
  • 合計:約105,000〜170,000円

セットで見ると、2年間ならレンタルが安く済む可能性が高いです。

特に大型家電は処分費や引っ越し費用がかさむため、2年間ならレンタルの方が“コストも手間も軽い”選択肢になります。

購入費用以外でも考慮が必要なコスト

「レンタルは月額、購入は本体代」という単純な比較だけでは不十分です。

実際には、購入後にかかる“隠れコスト”も考慮する必要があります。

買い替え費用

購入した家電が2〜3年で故障した場合、新品を買い直すことに。

安い家電を選ぶほど寿命も短い傾向があるため、結果的に「安物買いの銭失い」になることもあります。

メンテナンス費用

故障時の修理や部品交換に費用も考慮が必要です。

家電によっては修理だけで1〜2万円かかることもあります。保証期間が過ぎていると、修理代だけで新品を買えるほどの金額になるケースも珍しくありません。

一方レンタルの場合、基本的に修理費は無料です。

交換対応してもらえるので、追加費用を心配せずに済みます。

処分の費用

日本の家電リサイクル法により、大型家電は処分にお金がかかります。

  • 冷蔵庫:3,500〜6,000円
  • 洗濯機:2,500〜4,000円
  • テレビ:2,000〜3,000円

さらに業者に回収を依頼すれば収集運搬費(数千円)も発生します。

一人暮らしで車を持っていない人は、処分費+運搬費で1台あたり5,000円以上かかるケースも多いです。

引っ越し費用

購入した家電を次の家に持っていく場合、引っ越し業者に依頼すると追加料金が発生します。

  • 冷蔵庫や洗濯機の運搬は1台5,000円〜1万円程度
  • 階段作業やエレベーター無し物件では追加費用

一方レンタルなら「返却」してしまえば済むため、引っ越し時の負担がゼロに近くなります。

費用以外でみる家電レンタルのメリット・デメリット

お金の損得だけでなく、実際に使ってみて感じる「便利さ」「面倒さ」も大切な判断基準です。

ここでは費用以外の観点から、レンタルの良い点・悪い点を整理します。

家電レンタルのメリット

  • 引っ越しがラク
    家電を返却するだけでいいので、引っ越し業者に大型家電を運んでもらう必要がありません。特に単身赴任の終了時や大学卒業時は「身軽に帰れる」メリットが大きいです。
  • 初期費用ゼロで生活を始められる
    新生活のスタート時は敷金・礼金・家具購入などで出費がかさみます。レンタルなら初期費用を大幅に抑えられ、手持ち資金が少なくても生活を始めやすいです。
  • 修理や故障の心配がない
    レンタル中に故障しても基本的に無償交換してもらえます。「突然壊れて生活に支障が…」というリスクがほぼないのは安心。
  • 最新機種や新品を試せる
    オプション料金で新品や最新モデルを選べるサービスもあります。短期間でも快適に暮らしたい人にとっては魅力的です。
  • 契約期間が柔軟
    1カ月単位から借りられるサービスもあり、「数カ月だけ必要」という状況でも対応可能です。

家電レンタルのデメリット

  • 長期間では割高
    3年以上使うと購入の方が圧倒的に安くなります。レンタルを続けるほど損失が広がっていく点はデメリットです。
  • 中古品が届く場合がある
    サービスによっては中古品が基本で、「少し古い」「多少の傷や汚れがある」といったケースもあります。新品にこだわりたい人には不満かもしれません。
  • 選べる機種が限られる
    サイズ・容量・メーカーを細かく指定できないことが多いです。たとえば「容量200L以上の冷蔵庫が欲しい」と思っても、選択肢が限られてしまう可能性があります。
  • 自由に売却できない
    自分の所有物ではないため、不要になったときにフリマアプリで売ってお金にする…といった活用はできません。
  • 返却時にスケジュール調整が必要
    返却は業者との日程調整が必要になるため、「今日すぐ手放したい」という時には対応できないこともあります。
うめ

家電レンタル・サブスクのデメリットは以下の記事でも詳しくまとめています

あなたにとっての最適な選択は?

ここまでの話をふまえて、実際に「どんな人にレンタルがおすすめで、どんな人に購入がおすすめなのか」をまとめます。

こんな人にはレンタルがおすすめ

  • 大学生・短期滞在予定の社会人
    1〜2年で生活環境が変わる予定があるならレンタルが合理的。卒業・転勤時に返却するだけなので身軽です。
  • まとまったお金を使いたくない人
    初期費用をできるだけ抑えたい場合、レンタルなら月額で支払えるため安心です。
  • 引っ越しや処分の手間を避けたい人
    大型家電を持ち運ぶのは大変。処分費や運搬費を考えると、返却だけで済むレンタルは大きな魅力。
  • 最新モデルを試したい人
    短期間だけ性能の良い家電を使いたい人にとってはレンタルがベスト。

こんな人には購入がおすすめ

  • 3年以上住む予定がある人
    長く同じ場所に住む予定なら、購入一択。初期費用はかかりますが、数年で元が取れます。
  • 自分好みの家電を選びたい人
    容量・性能・デザインをしっかり選んで長く使いたい人には購入が合っています。
  • 中古品に抵抗がある人
    中古家電ではなく、清潔で新品のものを使いたい人は購入の方が安心。
  • 将来的にリセールしたい人
    フリマアプリや中古買取サービスで売れるため、処分費を抑えるどころか多少のリターンを得られる可能性もあります。

まとめ:家電レンタルか購入かの選び方

ここまで「レンタルと購入の費用比較」「期間ごとのシミュレーション」「隠れコスト」や「メリット・デメリット」を整理してきました。

結論としては次の通りです。

  • 1年以内の利用 → レンタルが圧倒的にお得
    初期費用を抑えられ、引っ越しや処分も楽。学生や短期赴任者に最適。
  • 2年間 → レンタルと購入が拮抗
    トータルコストはほぼ同じ。処分費や引っ越しを考えるとレンタルがやや有利。
  • 3年以上利用 → 購入が圧倒的にお得
    家電は資産として残り、長く使えば使うほどコストパフォーマンスが高くなる。
うめ

さらにシンプルに判断基準をまとめると以下のようになります

  • 短期間(〜2年) → 手間をかけずに生活したいなら「レンタル」
  • 長期間(3年以上) → コスパを重視するなら「購入」

また、「転勤が多い」「学生で卒業後は引っ越し確定」といったライフイベントの見通しをベースに選ぶと失敗しません。

レンタルサービスを選ぶときのチェックポイント

もし「レンタル」を選ぶ場合、サービスごとに条件が違うので次のポイントを必ず確認しておきましょう。

  1. 料金体系(セット料金か単品か)
    → 単品だと割高になる場合もあるため、冷蔵庫+洗濯機などのセットプランを検討。
  2. 最低利用期間の有無
    → 1カ月から借りられる会社もあれば、最低6カ月〜1年の縛りがある会社もある。
  3. 設置・回収費込みかどうか
    → 「回収費別途5,000円」など、隠れコストがある場合も。必ず事前に確認を。
  4. 新品・中古の選択可否
    → 中古品に抵抗があるなら「新品指定オプション」があるかどうかを確認。
  5. 保証・故障時の対応
    → 無償交換なのか、代替品の配送にどれくらい時間がかかるかチェックしておくと安心。
うめ

おすすめの家電レンタルサービスの詳細は以下の記事にまとめています

家電をレンタルするか購入するかは、単純に「安いか高いか」だけでなく、どのくらいの期間その家に住むのか、引っ越しや処分にどれだけ手間をかけられるのかによって答えが変わります。

あなたのライフスタイルに合わせて、最適な方法を選んでみてください

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