就職活動の必需品、リクルートスーツ。
はじめてのことなので、何を着れば良いか迷いますよね。
「あまり悪目立ちしたく無いから、みんなが着ている黒色無地かな……」
「無個性なスーツは着たく無い。自分の好きなものを着たい!」
と、人それぞれ思いがあるはずです。
そこで社会人目線から就活生にオススメできるスーツは何なのか、まとめました。
最もオススメなリクルートスーツは黒系の無地
オーソドックスな「黒色無地」は「ノーリスク」であるため最もオススメです。
黒色無地のスーツを着ていて評価が下がることはまずありませんし、こだわりがないのであれば、黒色無地がいいでしょう。
正直なところ、社会人のほとんどは学生のスーツのチョイスなんて気にしていません。
色が黒でなかったり、ストライプが入っていても、評価を下げることはないでしょう。
しかし、ごく稀に、黒色無地でないスーツを着ている学生の評価を下げる保守的な社会人が存在します。
「協調性がなさそう」「我が強く、扱いにくそう」といった印象を持つようです。
かなりの少数派であるとは思いますが。少しでもリスクを下げたいなら、黒色無地がオススメです。
スーツの色や柄を指定する企業はほとんどありません。
黒色無地が必須ということもありません。
しかし「9割以上の学生が就職活動では黒色無地のスーツを着る」という現状がある以上、残念ながら周りに合わせる必要があります。
派手な柄やストライプはできるかぎり避ける
既に書きましたが、無地のスーツがオススメです。
ストライプの入ったスーツを着ていても、評価を下げられることは稀です。
しかし、特に遠目でも分かるようなストライプは、ごく一部の保守的な社会人には受けが悪いでしょう。
評価の面だけでなく、学生の精神衛生上も、柄の入ったスーツはオススメできません。
「このスーツでいいのかな? 悪い印象を持たれないかな?」と少しでも不安を感じるのであれば、柄の入ったスーツは避けてください。
自分の服装が気になって集中力が欠けてしまうくらいなら、無個性な黒色無地のスーツを選びましょう。
服装ではなく会話の内容で、他の学生と差別化をできるように頑張ってください。
入社後も着たいならダーク系で無地のスーツがオススメ
黒色無地のスーツの最大の欠点は「入社後にあまり着られないこと」です。
特に女性はそうですね。黒色無地のスーツを着た社会人の女性を見かけることはほとんどありません。
黒色無地のスーツって、着ていると学生感が出てしまうんですよね。
多くの社会人は、会社への入社前後で、黒以外のスーツや柄の入ったスーツを購入して着ることになります。
ですので、経済面を考えるのであれば、入社後も着られるスーツを選ぶべきです。
そこでオススメなのが「ダーク系で黒色以外の無地のスーツ」です。
黒に近い紺色、がオススメです。
これくらいであれば、悪目立ちすることはありませんし、入社後も引き続き着ることができます。
まとめ
黒色無地が最もノーリスクなのでオススメ
ストライプや柄の入ったものはできるかぎり避ける
入社後も着たいのであれば、黒色以外のダーク系の無地スーツがオススメ
ここまで、黒色無地のスーツをおすすめしてきました。
しかし実のところ、個人的には、もっとみんな個性的なスーツを着て欲しいと思っています。
決まりもないのに、全員同じような服装をするなんでおかしな話ですよね。
記事内でも書きましたが、社会人のほとんどは、学生のスーツなんて気にしていません。
以下のような人には、ぜひ自分の着たいものを着て欲しいです。
黒色無地ではないスーツを着ても、迷いなく自信を持って就職活動を続けられる人
「服装で落とすような企業はこちらから願い下げだ!」と開き直れる人
少しずつ、黒色無地以外のスーツを就職活動で着る動きも広がっているようです。
常識の範囲内で、自分が最も安心できるスーツを着るのが一番です。