【在宅勤務の事務でやることない!】時間をどう使う?リスクはある?【時間の有効活用や対処法を解説】

このような方のための記事です
  • 在宅勤務が暇でつらい
  • 暇な時間をどう使おうか迷っている
  • 暇なままだとどういうリスクがあるのか知りたい
  • 時間の有効活用や暇の解消方法を知りたい
うめ

フルリモートワーク(在宅勤務・テレワーク)を実践するうめです

在宅勤務(リモートワーク・テレワーク)をしている事務職の方で、やることがなくて困っている方も多いのではないでしょうか?

しかし忙しい人からすれば「暇で給料をもらっているんだから恵まれてる」と見えるため、やることがないということを、なかなか周りに相談することはできません

しかし、やることがない、という状態特有の辛さやリスクは間違いなく存在します。

暇な時にどうやって時間を有効活用すればいいのか、どうやって暇を解消すればいいのか、この記事で詳しく解説します。

うめ

暇すぎるのはつらいですが、様々な時間の使い方をできるチャンスでもあります

目次

事務職の在宅勤務でやることがない時の選択肢

まず、大前提として、対処法は大きく二つに分かれます。

暇なままごまかす方法を考える

やることがない=コスパがいい

やることがなくとも、事務職であれば、定時分の給与はきっちりもらえるため、かなりコスパの良い状態であると言えます。

「仕事は増やしたくないけど周りにどう思われているか不安」ということであれば、どうごまかすかを考える必要があります。

ただ、やることがないといういのは、部署そのものが閑散期であったり、上司の管理が機能していないといった状態にあります。

作業している内容に嘘はつかず、単にそれに時間がかかっているとして少し大げさに報告し、職場の仕事量の自然増を待てば問題ありません。

スキルアップや仕事量の増加を目指す

暇であることそのものが辛い

暇だから周りの目が気になるというより、自分自身がその状態に辛さを感じているのであれば注意が必要です。

この状態では、後ほど解説する様々なリスクが存在します。

自分が辛いのであれば「やることがない」という状態を自ら積極的に解消するために行動する必要があります。

具体的な時間の活用方法や暇の解消方法を、記事の後半で解説します。

在宅勤務が暇になる理由

在宅勤務は雑務や急な依頼を受けづらい

誰がやるか明確に決まっていない仕事は、出社する人に頼まれがち

オフィスでは同僚や上司から直接頼まれる雑務や急な依頼が日常的に発生しますが、在宅勤務ではそのような依頼が減少する傾向にあります。

また、急な仕事では対面でのやり取りが重要な場合もあり、在宅勤務ではその機会が減るため、自然と「やることがない」と感じる時間が増えます。

ただし、この状態が続くと在宅勤務と出勤者の間で距離ができることもあるため注意が必要です。

在宅勤務は仕事量・稼働の管理が難しい

上司にとっても在宅勤務の業務量管理は課題

リモートワークでは、直接会う機会が少なくなるため、仕事量や稼働の管理が難しくなります。

特に事務職のように手を動かして作業を進める仕事では、視覚的にその忙しさが分かりやすいといった側面もあります。

上司からすると、事務職が在宅勤務を行っていると、だれがどれだけ仕事をしているのか見えづらくなります。

そうして業務量に偏りが生じたり、余裕があるのに仕事を与えられなかったりして「やることがない」という状態に陥ります。

閑散期の影響を受けやすい

多くの業界では、繁忙期と閑散期がありますが、事務職では閑散期に特に影響を受けやすいです。

オフィスであれば、閑散期でも他の業務を手伝ったり、雑務を行うことで時間を埋めることができますが、在宅勤務ではそのような柔軟な対応が難しい場合があります。

例えば月末や月初だけはとても忙しく、それを過ぎてしまうと極端に暇になる、といったことも発生します。

また、職種によっては、暇であっても自分から仕事を作るような動きもできます。

しかし事務職は、誰かの依頼を受けたり書類を受け取ったりして仕事が始まるため、それ自体がなければどうしても暇なままになってしまいます。

大手の事務は暇なことも

人員過剰や人員配置の不備もありえる

大手企業では、業務が細分化されていることが多く、一人ひとりの担当業務が限定されていることがあります。

そのため、特定の業務が完了すると、次のタスクが来るまでに時間が余ることがあります。

また、大手企業ではリソースが豊富であるため、急な業務増加に備えて余裕を持たせたスケジュールが組まれていることが多く、結果として「やることがない」と感じる時間が増えることがあるのです。

やることがない人が多少いても、組織的なそれはそこまで深刻な状態ではないため、解決すべき課題とされずそのままとされてしまうこともあります。

在宅勤務が暇なことのリスク

仕事が暇であればいっそのこと自分の好きなことをして過ごしたいですが、やりすぎると「サボっている」とみられてしまうリスクがあります。

仕事が暇で苦しんでいるのに何か仕事はしなければならない」という矛盾に苦しむことになります。

時間が長く感じてストレスに

多忙な仕事にもリスクはありますが、暇な仕事にもリスクは存在します。

在宅勤務でやることがない時間が続くと、時間が非常に長く感じられることがあります。

うめ

暇だと、時計を見て「まだ10分しかたっていないのか……」と、1日が永遠に感じられるようなことってありますよね

その結果、ストレスが溜まりやすくなり、精神的な健康に悪影響を与えることがあります。

在宅勤務はだだでさえ孤独感を深めやすい働き方なため、特に注意が必要です。

モチベーションの低下

暇な時間が続くと、仕事に対する張り合いがなくモチベーションが低下しやすくなります。

特に、目に見える成果がないと感じると、仕事に対する興味や情熱が薄れてしまうことがあります。

はじめのうちは暇な状態は気楽でいいですが、あまりにもやることのない期間が長引くと、気力がわかなくなり繁忙期の仕事や私生活にまで影響を及ぼすリスクがあります。

スキルアップできない

やることがない=仕事でスキルアップできない

スキルというのは、資格取得や自己研鑽だけで手に入れるものではありません。

業務経験そのものもスキルとなり、次の仕事を探す際に経験者は有利な立場になります。

もしも暇な状態が続き、仕事の中でまったくスキルアップができない状態が続くと、契約更新や転職に悪影響の出るリスクがあります。

忙しくなった時に対応できない

常に暇なわけではなく、月末月初や決算月には忙しくなるような事務職は多くあります。

暇な時間に慣れてしまうと、急に忙しくなったときに対応できなくなることがあります。

特に、仕事のペースが急に変わると、ストレスを感じやすくなり、結果的にパフォーマンスが低下することがあります。

普段からある程度は一定のリズムで仕事を進めることが大切です。

配置転換や契約打ち切り

業務が少ないと、会社から「仕事ができていない」と評価されたり「あのポジションは不要」と判断されたりするリスクがあります。

普段は見過ごされがちなものの、上司が変わったり組織体制の変更があるタイミングで、仕事の棚卸が行われることがあります。

その結果、配置転換や契約打ち切りへとつながる可能性があります。

在宅勤務で暇な時間を有効活用する方法

自分のスキルアップ

暇な時間を使って自分のスキルアップを図ることも重要です。

会社に支援制度があれば、オンラインでの研修やウェビナーに参加する、新しいソフトウェアの使い方を学ぶなど、自分の成長に繋がる活動を積極的に行いましょう。

特に自分の業務に直接関係するスキルアップであれば、仕事中でも取り組みやすくなります。

例えばエクセルの仕事があるのであれば、上司に時間の余裕があるため業務効率化に取り組むことを相談したうえで、エクセルのマクロを学び、繁忙期に備えて仕事の一部を自動化するといったことがおすすめです。

スキルアップは、日々の仕事を効率的に進められるだけでなく、自分の市場価値を高める効果もあります。

仕事の仕組み改善に時間を使う

仕組み改善や作業そのものの自動化を進める

在宅勤務中に暇な時間ができたら、仕事の仕組みを見直す良い機会と捉えましょう。

業務プロセスの効率化やツールの改善など、自分の仕事をより効果的に進めるための改善点を探すことができます。

例えば、エクセルのマクロを使ってルーチン作業を自動化する、仕事の流れを変える、そもそも不要な仕事を見つける等、さまざまな方法があります。

事務職でこういったところまで組織に貢献できるようになると、仕事の質を向上させるだけでなく、将来的なキャリアアップにもつながるでしょう。

もちろん忙しい時に事務職でここまでやる必要はありませんが、やることがない状態が続くのであれば自分のためにも、自分の役割を飛び越えてスキルアップを目指すことが解決策となります。

先の分の仕事まで終わらせる

暇な時間を活用して、先の分の仕事を終わらせておくことも一つの方法です。

先に仕事を終わらせることで、突発的な業務が発生した際にも柔軟に対応できるようになります。

ここまでして、本当に何もやることがなくなったときに、改めて暇な状態を解消するために行動するようにしましょう。

在宅勤務で「やることがない」を解消する方法

上司への業務状況の報告

在宅勤務では上司がそもそも状況を把握していないことも

やることがないと感じたときは、まず上司に業務状況を報告しましょう。

単に一時的に暇な状態であればいいですが、そもそも上司がその状態に気づいていないといったことも、特に在宅勤務では起こりがちです。

現在の業務の進捗状況や、空いている時間があることを具体的に伝えることで、上司から新しいタスクを割り当ててもらえることがあります。

報告の際は、具体的な業務内容や今後の予定も合わせて伝えると、よりスムーズにコミュニケーションが取れます。

同僚の仕事を引き受ける

同僚が忙しそうな場合、その仕事を引き受けることで、チーム全体の業務効率を高めることができます。

在宅勤務でも、チャットやビデオ会議を活用して同僚とコミュニケーションを取り、自分がサポートできる部分を探してみましょう。

これにより、チーム全体のパフォーマンスが向上し、自分の存在価値も高まります。

ゆっくり仕事をしてみる

やることがないと感じたときは、あえてゆっくりと仕事を進めてみるのも一つの方法です。

通常よりも丁寧に作業を行うことで、ミスを減らし、仕事のクオリティを上げることができます。

また、時間をかけて仕事をすることで、新しいアイデアや改善点を見つけることができるかもしれません。

他の作業にチャレンジしてみる

上司にやることがないと相談しても、新しいタスクを与えてもらえないことがあります。

上司にとっても、事務職にお願いしたい内容が決まっていて、その中で依頼することがあるかないかだけで考えることが普通であるためです。

そうした時には、普段の業務とは異なる作業にチャレンジすることで、新しいスキルや知識を得ることができます。

例えば、社内の他部署の仕事を手伝ったり、同じ部署の中でも少し担当が違うところの仕事を引き受けることで、視野を広げることができます。

少し忙しいが条件の良い仕事を見つける

暇を解消したうえでキャリアアップや給与アップを実現

暇であることに辛さや物足りなさを感じている場合、それはもっと活躍できるポテンシャルがあるということに他なりません。

少し忙しくなるかもしれませんが、自分のスキルや経験を活かせる仕事を見つけることで、収入を増やし自己成長にも繋がります。

「やることがない」というつらさを解消したうえで、給与も上がるという、いいことばかりの状態も十分に実現できます。

在宅勤務にこだわらずワークライフバランスの取れる仕事を見つけるという手もありますし、引き続き在宅勤務のできる他の仕事を探す方法もあります。

まとめ

  • 在宅勤務で「やることがない」と感じたときは、スキルアップや業務改善に時間を使う
  • 上司や同僚に業務状況を報告し、新しいタスクを見つける
  • 自分の時間を有効活用することで、ストレスを減らし、モチベーションを維持する
  • 余裕があれば他の仕事を探してキャリアアップ・給与アップもできる

常に忙しい人にはなかなか理解してもらえませんが、在宅勤務でやることがないというのも実はかなりつらいものです。

しかし、その時間を有効に使うことで、自分のスキルを向上させたり、業務の質を高めたりすることができます。

ぜひ、この記事で紹介した方法を参考に、在宅勤務・リモートワークをより充実したものにしていきましょう。

リモートワーク(在宅勤務)については、以下に詳しくまとめています。

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