- ドアtoドアの平均的な通勤時間を知りたい
- 都市部と地方、男性と女性といった属性による通勤の違いを知りたい
- 通勤が1時間を超えたあたりからストレスが増大する理由を知りたい
- リモートワーク
- テレワーク
- 在宅勤務
長時間の通勤は多くの人々にとって日常的なストレスの一因です。
この記事では、通勤時間の平均のデータをもとに、私たちの生活にどのような影響を与えているのか、特に心理的健康にどう作用するのかを詳細に解説します。
いまはフルリモートワークで働いていますが、以前は東京で満員電車でギュウギュウに潰されながら通勤してたので辛さはよく分かります
通勤時間の平均(ドアtoドア)
通勤時間の平均を把握することは、個人が日々どれだけの時間を移動に費やしているかを明らかにし、生活設計を見直す上で非常に重要です。
日本では特に、長時間の通勤が社会的な問題となっており、労働者の生活の質に大きな影響を及ぼしています。
通勤時間に関するデータは総務省統計局が詳しく公表しています。
今回はその数値をもとに解説していきます。
通勤時間の国内平均
この時間は自宅から最寄りの公共交通機関への移動時間、そこでの待ち時間や、最終的な目的地までの移動時間を合わせたものです。
多くの人の通勤に「1時間くらいはかかる」という感覚が、データとしても正しいことが分かります。
通勤時間の平均:都市部
都市部での通勤時間が長くなるのは、住宅地から職場が遠く離れているため、多くの労働者が長距離を移動する必要があるためです。
これらの長時間の通勤は、日常生活における疲労やストレスを著しく増加させる原因となります。
全国平均との差があまりないことを意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、都市部の人口が多く、全体の平均を押し上げているためです。
地方では平均的な通勤時間が30~40分台の都道府県が多くなっており、通勤という面では都市部よりも恵まれていると言えます。。
通勤時間の平均:女性と男性の比較
これは部分的には職種や勤務地に関連しており、女性がより柔軟な勤務条件や短時間労働を選択する傾向があるためです。
また、家庭とのバランスを取るために、より通勤時間が短い職を選ぶ女性も多いとされています。
このように、通勤時間は日本において重要な社会的課題の一つであり、個々の労働者の日常生活に大きな影響を与えています。
もし通勤時間が長く苦痛に感じているのであれば、初心者でもできるリモートワークの仕事を探し、在宅勤務を行うのも有効な解決策の一つになります。
通勤時間と心理的健康:ストレス・うつ病への影響
長時間の通勤は単に日常生活から多くの時間を奪うだけでなく、心理的な健康にも深刻な影響を及ぼします。
なぜ長時間の通勤がストレスやうつ病につながるのか、その背景と具体的な影響について詳しく掘り下げていきます。
1時間~1時間半以上の通勤が辛い理由
通勤時間が1時間から1時間半以上に及ぶ場合、精神的、身体的な負担が増えてきます。
実際に、通勤時間に1時間以上かかると多くの人がストレスを感じる、というアンケート結果が出ています。
通勤中の多くの時間を座って過ごすことは、身体的な痛みや不快感を引き起こし、これがストレスの源となり得ます。
また、長い通勤時間は、個人の社会生活や家庭生活に割ける時間を圧迫し、これが孤立感や不満、ストレスの増加につながります。
特に都市部では、満員電車や交通渋滞が日常的で、これがさらにストレスを増加させる要因となっています。
1時間以上の通勤がもたらすストレスの影響
長時間通勤者は短時間通勤者に比べて、職場での満足度が低下し、ストレスレベルが高いことが示されています。
長時間通勤によるストレスは、仕事のパフォーマンス低下につながり、職場での緊張や対人関係の問題を引き起こすことがあります。
また、長時間の通勤は精神的な疲労を蓄積させ、これがうつ病や他の心理的な健康問題のリスクを高めることが知られています。
まとめ
- 全国的な通勤の平均時間はドアtoドア片道53分程度
- 都市部では平均時間が60分程度となる
- 平均の60分を超えたあたりからストレスが増大することがデータでも分かっている
やはり片道1時間~1時間半の通勤となると、平均よりも長い通勤時間となり、ストレスとなりやすいことが分かりました。
通勤時間が長いことによるストレスやその対処方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
通勤のストレスの対処については解説していますが、「そもそも通勤したくない」という方も多いのではないでしょうか。
そうした方にとっては、在宅勤務も可能なリモートワークの仕事を見つけることも選択肢の一つです。
通勤時間が長くなるほど、リモートワークの実施者割合は増えています。
交通手段をみると、鉄道・バスが最も多いです。
鉄道やバスでの長時間通勤を強いられる人ほど、積極的にリモートワークを活用していることが分かります。
リモートワーク(在宅勤務)については、以下に詳しくまとめています。
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